宮古島・商工会議所主催「創業塾」で登壇しました —— 「データドリブンな経営方法」がテーマ

ProtoA のアヤカです。突然ですが、「データ活用」と聞くと、難しいツールや専門知識が必要だと思っていませんか。
先日、宮古島商工会議所の創業塾にて、IT担当講師としてお話しさせていただきました。テーマは「データの活用」。参加されたのは、主にこれから創業を考えている方々です。その時感じたことをこのブログでシェアします。

なぜ「勘」だけで経営すると危ないのか
宮古島には飲食店だけで約1,472件あり、毎年約200店が新規開業しています。そしてその多くが1〜2年以内に廃業しているというデータもあります。
競合が多い業種ほど、「なんとなく」で始めるとうまくいきません。「空いているポジションが分からない」「価格も勘で決めてしまう」——これが失敗につながる典型的なパターンです。
データとは、特別なものではない
「データ」というと大げさに聞こえますが、実はとてもシンプルなものです。
- 「昨日は忙しかった」ではなく「昨日は42人、先週同じ曜日は31人」
- これだけで、"後から比べられる事実"になります。
創業前の方でも、LINEでのやり取りや予約ノート、SNSの閲覧数など、身近な記録はすべてデータになります。特別なシステムを用意する必要はありません。
小さな記録が、経営を変えた実例
弊社が支援している久松製麺所(製麺業・3代目)では、長年ベテラン職人の"勘"だけに頼っていた加水量の調整を、温湿度データと記録をもとに見える化しました。今では条件に応じて加水量を自動で提案できる仕組みになっています。
職人の技術がなくなったわけではありません。その技術を、誰でも引き継げる"仕組み" (いわゆるプロセス) に変えただけです。
まずは、これだけでいい
創業塾では、事業を1枚で整理する「ビジネスモデルキャンバス」を使ったワークも行いました。ただ、いきなり全部を完璧にする必要はありません。
まずは「事実」「仮説」「不明」を分けて考えることから始めてみてください。「なんとなくこう思う」で止まっている部分を、「本当にそうか」と確認する。それだけで、経営の解像度がぐっと上がります。
困ったときはAIに「相談」する
生成AI(ChatGPTやGeminiなど)は、答えを聞く道具としてだけでなく、「どう考えればいいか」を相談する相手としても使えます。競合調査ひとつとっても、直接競合と間接競合を分けて聞くだけで、見えてくる視点が広がります。
ProtoAでは、創業や業務効率化に関する課題発見ワークショップを提供しています(無料)。「何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。読んでいただき、ありがとうございます☺️。